日本赤十字社 深谷赤十字病院

〒366-0052 埼玉県深谷市上柴町西5丁目8番地1 TEL: 048-571-1511(代)

文字サイズ
標準

外科

特色

当院では、消化器領域疾患を中心に、乳腺・ヘルニアなどを含め、年間700件ほどの手術を実施しており、地域基幹病院として緊急手術の割合が高いのも特色です。また、総合病院である当院では、循環器内科、透析などを担う腎臓内科の医師も充実しており、これら心臓病や腎臓病を患った患者様の手術にもスタッフ一同協力して治療にあたっております。
また、「地域がん診療連携拠点病院」の指定を受けるなど、地域におけるがん診療の連携、支援の推進にも重点を置いて診療を行っております。
そして、がん末期における緩和治療に関しては、緩和ケアチームを設け、主治医のみでなくチームとして患者さんをサポートする体制作りを行うなど、患者さんのご期待に応えられるよう努めております。

外科で担当する主な疾患

消化器疾患

1. 上部消化管(食道、胃、十二指腸、小腸)

手術対象疾患

悪性疾患 食道癌、胃癌、その他肉腫、GISTなど
良性疾患 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、(穿孔、出血)、腸閉塞
2. 下部消化管(大腸、肛門)

手術対象疾患

悪性疾患 大腸癌(結腸癌、直腸癌)など
良性疾患 虫垂炎、痔、憩室炎(穿孔、出血)、腸閉塞、炎症性腸疾患など
3. 肝胆膵脾

手術対象疾患

悪性疾患 肝臓癌(原発性、転移性)、胆嚢癌、胆管癌、膵癌など
良性疾患 胆石症、胆嚢ポリープ、膵良性腫瘍、慢性膵炎、脾疾病など

肝胆膵領域疾患は、肝硬変、閉鎖性黄疸、膵炎などの合併症を伴うことが多く、術前の診断、処置に専門的知識、技量を要します。当外科にはこうしたスタッフが複数おり、肝切除、膵頭十二指腸切除など、難易度の高い手術を含め総合的な治療を行います。肝癌(肝細胞癌)で高度肝硬変・肝機能障害を有する症例には、手術以外の肝動脈内制癌剤注入(TAI)や肝動脈肝栓術(TAE)など血管内カテーテルを用いた治療を行っています。
また、膵頭十二指腸切除術では、独自の吻合、再建法を開発し良好な成績を上げております(*)。この領域の良性疾患として最も多い胆石症は、9割以上が低侵襲で入院期間も短い腹腔鏡下胆嚢摘出術で行われております。

*Two stitches by four(2 by 4)膵管空腸吻合とPPPDにおける膵空腸分離再建法(PPPD-IPJR) 日本肝胆膵外科学会総会 2008年5月

乳腺・甲状腺

1. 乳腺

手術対象疾患

悪性疾患 乳癌など
良性疾患 乳腺良性腫瘍、乳腺炎(膿瘍形成)など

乳癌はマンモグラフィー検診の普及などもあり、年々手術数は増加し、また、“しこり”として触れずに見つかり手術となるケースも増加しております。このようなケースを含め腫瘍摘出の根治性を落とすことなく可能な限り乳房を残す“乳房温存腫瘍摘出除”が、行われております。さらにリンパ節転移郭清に関しては、センチネルリンパ節生検を行い陽性症例のみに腋窩リンパ節郭清を行う術式がとられております。

2. 甲状腺

手術対象疾患

悪性疾患 甲状腺癌など
良性疾患 甲状腺良性腫瘍、甲状腺線種など

良性疾患では美容面も考慮し、悪性疾患においても極力機能温存した手術行っております。

ヘルニア・その他

1.ヘルニア

手術対象疾患
鼠径ヘルニア、大腿ヘルニア、臍ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニアなど
中高年の特に男性に多い疾患の一つに鼠径ヘルニアがあります。これは本来腹腔内に収まっている腸が弱くなった鼠蹊部の通路に脱出するものでいわゆる脱腸であり、手術的療法以外での根治は望めません。ヘルニアの手術術式は、ここ10数年の間に大きく変りました。当院では、人工的パッチを用いた最新のクーゲル・パッチ法による根治術を行い良好な成績を得ています。

2. その他

手術対象疾患
外傷性内臓損傷、出血など

 

化学療法

近年種々のがんに対する新規抗癌剤が多く開発され、癌治療における化学療法の役割はますます大きくなっています。外科では手術以外の治療法としてはもちろん、術前の抗癌剤治療により癌を小さくして切除を行ったり、術後に補助療法として抗癌剤を投与し、再発を防止するなどの治療を、それぞれの癌に応じ基本的にはガイドラインに沿う形で積極的に行っています。外来化学療法室を利用した定期的治療も積極的に実施しております。

 

がん緩和医療

がんの治療をしていく上で、癌自体への治療の他、がんに伴う痛みをとるなどの症状を和らげる緩和治療は、患者さんの生活の質(QOL)を保つ上でとても大切です。がん患者さんを担当することの多い外科では、治療の比較的早期から緩和医療チームにコンサルトし痛みを中心とする症状の改善に務めています。

看護師による「がん看護外来」もご利用ください。 

 

治療実績

平成28年度がん治療実績

がん手術件数

食道がん 5件
胃がん 65件(うち腹腔鏡手術16件)
大腸がん
(結腸がん)
(直腸がん)
137件(うち腹腔鏡手術24件)
(88件)
(49件)
肝臓がん 13件(うち原発性肝がん5件、転移性肝がん8件)
膵臓がん 16件
胆道がん
(胆管、胆のう)
8件
乳がん 62件

手術前後での抗がん剤治療件数

食道がん 5件
胃がん 手術前抗がん剤治療 2件
手術後抗がん剤治療 23件
大腸がん 手術後抗がん剤治療 56件

外科における抗がん剤治療件数

外来抗がん剤治療 ひと月当たりのべ約50件
入院抗がん剤治療 ひと月あたりのべ約35件

肝臓がんに対する治療

肝動脈動注・塞栓療法 16件
平成28年度がん以外の主な手術実績
胆のう摘出術 106件(うち腹腔鏡下手術95件)
ソケイヘルニア手術 129件
虫垂炎手術 37件
その他腹膜炎手術 55件(胃穿孔、腸穿孔、腸捻転、腸閉塞など)

 

 

担当医の紹介

氏名 職名 専門医・認定医等
伊藤 博 院長 日本消化器外科学会消化器外科専門医
日本消化器外科学会消化器外科指導医
日本消化器病学会消化器病専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本外科学会外科認定医
日本外科学会外科専門医
日本外科学会外科指導医
日本外科学会代議員
日本肝臓学会肝臓専門医
日本肝胆膵外科学会高度技能指導医
日本肝胆膵外科学会評議員
日本臨床外科学会評議員
日本臨床腫瘍学会暫定指導医
身体障害者福祉法第15条指定医
臨床研修指導医
緩和ケア研修会修了
石川 文彦 部長 日本外科学会外科専門医
日本外科学会外科指導医
日本大腸肛門病学会専門医
日本大腸肛門病学会指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医
日本消化器外科学会消化器外科指導医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
日本医師会認定産業医
日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会評議員
身体障害者福祉法第15条指定医
臨床研修指導医
緩和ケア研修会修了
日本臨床外科学会評議員
日本大腸肛門病学会評議員
新田 宙 部長 日本肝胆膵外科学会高度技能指導医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本外科学会外科専門医
日本外科学会外科指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医
日本消化器外科学会消化器外科指導医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡指導医
日本食道学会食道科認定医
日本静脈経腸栄養学会TNT研修修了
日本肝胆膵外科学会評議員
日本体育協会公認スポーツドクター
死体解剖資格
臨床研修指導医
藤田 昌久 部長 日本外科学会外科専門医
日本外科学会外科指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医
日本消化器外科学会消化器外科指導医
日本大腸肛門病学会専門医
日本大腸肛門病学会指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
身体障害者福祉法ぼうこう又は直腸機能障害指定医
身体障害者福祉法小腸機能障害指定医
臨床研修指導医
緩和ケア研修会修了
尾本 秀之 副部長 日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会消化器外科認定医
日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医
臨床研修指導医
緩和ケア研修会修了
釜田 茂幸 副部長 日本外科学会外科専門医
日本外科学会外科指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医
日本消化器外科学会消化器外科指導医
日本大腸肛門病学会専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
日本静脈経腸栄養学会TNT研修修了
臨床研修指導医
緩和ケア研修会修了
がんのリハビリテーション研修修了
山田 千寿 医師 日本外科学会外科専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
日本乳癌学会認定医
日本消化器外科学会消化器外科専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本静脈経腸栄養学会TNT研修修了
臨床研修指導医
緩和ケア研修会修了
高田 護 医師
高橋 佳久 医師 緩和ケア研修会修了
山下 純男 非常勤医師 日本外科学会外科専門医
日本乳癌学会認定医
マンモグラフィ読影認定医
埼玉県マンモグラフィ検診従事者講習会終了
Copyright(c) Fukaya Red Cross Hospital.