文字の大きさ

048-571-1511(代表)

Japanese Red Cross Society

医療技術部
(リハビリテーション技術課)

医療技術部(リハビリテーション技術課)

リハビリテーション技術課

 リハビリテーション技術課は、病気やケガによって生じた機能低下、能力障害(歩行・身の回りの動作・コミュニケーションなど)に対して、リハビリ専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)が低下している機能・能力、残されている機能・能力を評価します。患者さんの希望と評価結果に基づいて目標を立案し、セラピストが連携しながらリハビリテーションを施行します。

 当院は地域の急性期医療を担っているため、当課でも急性期リハビリを中心に行っています。患者さんの体調が安定次第できるだけ早期に医師からリハビリ処方が出され、セラピストが病棟まで伺いベッドサイドからリハビリを開始します。リハビリが切れ目なく継続できるよう、近隣の回復期リハビリ病院、介護老人保健施設などと連携しています。

業務内容

  • 理学療法
     1.関節の動きや筋力など機能障害の回復
     2.起き上がり・座る・立つ・歩くなどの基本的動作能力の改善
     3.物理療法(温熱、電気など)の施行
  • 作業療法
     1.主に上肢・手指の関節の動きや筋力などの機能障害の回復
     2.食事動作、書字動作などの巧緻動作能力の回復
     3.高次脳機能障害(思考過程・記憶・注意能力の低下など)の改善
  • 言語聴覚療法
     1.言葉を話す、理解するなどコミュニケーション能力の回復
     2.食べる、飲み込む等の摂食嚥下能力の回復

ページの先頭に戻る

行動指針

患者さん中心のリハビリテーション医療の提供について

  1. 患者さん中心の温もりのあるリハビリテーションを提供します。
  2. 誰でも、いつでも、安心して利用できるリハビリテーション医療を目指します。
  3. 患者さんの話しを良く聞き適切な助言を与えます。
  4. 必要なリハビリテーション情報を分かりやすく提供し、自ら選択決定でき、その人らしく生きるための手助けをします。

リハビリテーションの質の向上について

  1. 専門職としての自覚に基づき、常に新しい知識と技術を習得するように励みます。
  2. 関連分野の知識、医療をめぐる問題等にも注意を払うなど、常に研鑽に励み、資質を向上させるように努めます。

地域との連携を密にして、期待にこたえられるリハビリテーションについて

  1. 地域の医療・福祉機関とのより一層の連携に努めます。
  2. 地域リハビリテーション医療の担い手として誇りを持ち、社会の期待にこたえる行動に心掛けます。

働き甲斐のある職場について

  1. 明るく活力のある職場作りを進め、経営の健全化に寄与する行動を行います。
  2. 職員相互の信頼と協調を保ち、患者様中心のチームリハビリテーション医療を行います。

専門職養成機関の臨床実習教育について

  1. リハビリテーションに関わる専門職種になろうとするものの育成に努めます。
  2. 次世代のリハビリテーション専門職養成のため、臨床実習教育に積極的に協力します。

ページの先頭に戻る

施設紹介

リハ室全景

リハ室全景

心リハスペース

小児リハビリスペース

小児リハスペース

ADL訓練スペース

水治療室

水治療室

物理療法コーナー

物理療法コーナー

作業療法室

施設基準

  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ)
  • 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 廃用症候群リハビリテーション(Ⅱ)
  • がん患者リハビリテーション料

ページの先頭に戻る

対象疾患

  • 脳血管疾患等リハビリテーション
     脳梗塞、脳出血、くも膜下出血等の急性発症した脳血管疾患
     脳腫瘍、脊髄損傷その他の急性発症した中枢神経疾患又はその手術後の患者
     ギラン・バレー症候群、多発性硬化症、末梢神経障害等の神経疾患
     パーキンソン病、脊髄小脳変性症などの慢性神経筋疾患
  • 運動器リハビリテーション
     上下肢・脊椎の外傷・骨折、切断などの急性発症した運動器疾患
     関節の変性疾患、炎症性疾患、運動器不安定症などの慢性の運動器疾患
  • 呼吸器リハビリテーション
     肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、人工呼吸器管理下などで呼吸訓練が必要な方
  • 心大血管疾患リハビリテーション
     急性心筋梗塞、狭心症、開心術後、慢性心不全、末梢動脈閉塞性疾患
  • 廃用症候群リハビリテーション
     外科手術や急性疾患などの治療時の安静による廃用症候群
  • がん患者リハビリテーション
     手術や化学療法、放射線治療などを行った入院中のがん患者さんで在宅復帰を目的としたリハビリテーションが必要な方

ページの先頭に戻る

セラピスト

理学療法士(PT) 14名[男性8名、女性6名]
作業療法士(OT) 5名[男性1名、女性4名]
言語聴覚士(ST) 3名[男性1名、女性2名]
合計 22名

 

ページの先頭に戻る

保有資格 (令和5年4月1日現在)

名称 人数
3学会合同呼吸療法認定士 5名
心臓リハビリテーション指導士  1名
                がんのリハビリテーション研修修了 16名
    心不全療養指導士 1名
 日本ハンドセラピィ学会主催Semmes Weinstein monofilament test(SW-test)講習会修了 2名
介護予防推進リーダー 1名
地域ケア会議推進リーダー 1名
フレイル対策推進マネジャー 1名
介護支援専門員 2名
LSVT Loud 1名
福祉住環境コーディネーター2級 6名
発達障害支援専門研修修了        1名
日本パラスポーツ協会初級パラスポーツ指導員 1名
スリングセラピーベーシックコース修了 1名
日本浮腫療法協会基本手技コース修了 2名
日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者 1名
JBITA 基礎講習会修了 1名
埼玉県作業療法士会認知症専門研修 中級コース修了 1名
認知症ライフパートナー検定試験2級 1名
 ICLS修了 6名
赤十字救急法指導員 3名
DMAT隊員 1名
       臨床実習指導者講習会修了 5名

 

ページの先頭に戻る

専門サポートチームへの参加

画像

 当院には患者様に適切な評価・治療が行われるよう多職種による専門サポートチームがあり、リハビリ専門職として当課セラピストが参加しています。

・褥瘡対策チーム
・認知症ケアチーム
・栄養サポートチーム
・緩和ケアチーム

その他のチーム活動

・がん患者リハビリテーションチーム
・心不全支援チーム
・フットケア外来

ページの先頭に戻る

地域医療連携

 当院は地域連携パスの会の計画管理病院となっており、近隣の回復期リハビリ病院、介護老人保健施設と脳卒中、大腿骨頚部骨折の地域連携パスを運用しています。
年3回会合を開催し、研修会、症例紹介、病院・施設紹介などを行っています。

ページの先頭に戻る

養成校からの実習受け入れ

 理学療法士の養成校からの臨床教育実習の受け入れを行っています。

赤十字活動

 リハビリテーション技術課に所属するセラピストが災害救護、救急法普及活動に従事しています。
・赤十字救急法指導員 3名
・災害派遣医療チーム(DMAT)業務調整員 1名

埼玉県地域リハビリテーション支援事業への協力

 埼玉県の協力医療機関として、深谷市の介護サポーター養成講座講師、自主グループ支援に協力しています。

リハビリ実績

各部門のご案内

受付時間
<初診>午前8時30分~午前11時30分
<再診>午前8時20分~午前11時30分
外来予約センター
午前9時00分〜午後4時00分
※外来受診の予約変更のみ受付
※休診日は行っておりません
休診日
土・日曜日、祝日
年末年始(12/29〜1/3)
創立記念日(11/1)
国民の休日
交通アクセス
〒366-0052
埼玉県深谷市上柴町西5丁目8番地1

お車・電車の交通アクセス