令和7年4月1日より深谷赤十字病院院長を拝命いたしました石川文彦と申します。
深谷赤十字病院は、昭和25年に開設され、以後75年が経過し、現在は病床数474床(感染症6床)、標榜診療科30科を擁し、県北部地域の急性期医療を担う中核病院に発展いたしました。平成4年に救命救急センターが設置され3次救急医療機関として多くの救急患者様の受け入れを担っております。今まで同様「やさしさのあふれる病院」をモットーに、地域医療に貢献できるよう努力してまいります。
当院には3つの主たる役割があります。
第一に、地域に貢献できる医療を提供することであります。救命救急センター、がん診療連携拠点病院、地域医療支援病院、地域周産期母子医療センター等の指定をうけ、地元医師会の先生方と協力、連携を深めながら地域の住民の皆様により安全で安心できる、質の高い医療を提供すべく努力してまいります。
第二に、災害拠点病院に指定され、日本全国の災害に対して迅速にDMAT(厚生労働省指定災害医療派遣チーム)、赤十字救護班、災害コーディネーターや看護師、リハビリチームなどを被災地に派遣し、赤十字の使命でもある災害救護に注力してまいります。
第三に、基幹型臨床研修指定病院に指定され、将来、医学や医療に貢献できる医師を育てるために、部署を問わず、病院のスタッフ全員で協力して若手医師を育成してまいります。
今後も職員一同一丸となって地域医療に貢献できるよう努力してまいりたいと考えておりますので、皆様方のご支援、ご協力をお願い申しあげます。
院長 石川文彦
病院概要