核医学検査(RI検査)とは
RI検査は、ガンマ線という放射線を放出する少量の薬(放射性医薬品)を静脈から注射し、検査用のベッドの上で静かに横になっている間にガンマカメラで体の中の様子を画像にする検査です。多くの場合、検査用のベッドに20~30分に横になっている間に検査は終了します。
患者さんにとっては、大変苦痛の少ない検査法です。使用する薬により、静脈注射をするもの、呼吸によって吸入していただくものなどがあります。
身体への影響
薬による副作用の心配はありません。検査で受ける放射線の量は、胃のエックス線撮影やCT検査と同等かそれ以下です。また、その放射線も時間とともに少なくなり、体外に排泄されるため身体への影響はほとんどありません。
ただし、妊娠または妊娠の可能性のある方や授乳中の方は、担当の医師、若しくは担当スタッフにご相談下さい。
臨床例
当院の検査機器
当院では、GE社製ガンマカメラ装置『Discovery NM630』を設置しています