一般撮影検査
胸部や腹部、骨などのレントゲン写真を撮影する検査の事を総称して「一般撮影検査」といいます。
目的部位にX線を照射し、透過してきたX線を検出器で読み取って画像化します。 従来の一般撮影検査はデジタル装置によるCR撮影が主流となっておりました。平成30年7月に最新技術を搭載した、FPD(フラットパネルディテクタ)を導入いたしました。高精細画像の提供と低被ばく線量にて撮影が可能となりました。また、全脊椎撮影や下肢全長撮影などが一度に撮影できるようになりました。病棟や手術室にもFPDを導入し短時間で高精細画像を提供できるようになりました。平成24年からフィルムレス化され、患者さんにフィルムを持ち歩いていただく必要が無くなりました。画像はデジタルデータとして画像サーバーやクラウドに保存され、各診察室や病棟のモニターで閲覧可能なシステムが構築されています。



(左)胸部写真 (中)腹部写真 (右)手(骨)の写真
一般撮影検査を受ける方へ
- 撮影部位に湿布やカイロ等をしている場合は撮影前に外していただきます。
- 下着のホックやワイヤー、洋服のボタン、チャック、プリント等も写真に写ってしまうため、検査着に着替えて頂くことがあります。
- 付添いの方に介助に入っていただく場合があります。
当院で導入されている一般撮影装置
- 島津メディカル社製 X線発生装置 RAD speed Pro EDGE package
- 富士メディカル社製 FPD撮影装置 DR CALNEO ConsoleAdvance
- 富士メディカル社製 ポータブル撮影装置 CALNEO AQRO