認知症ケアチーム
認知症ケアチームとは
高齢化社会に伴い、認知症を抱えている方の入院が近年増加している状況です。認知症の方は今までと環境が少し違うだけでも落ち着かなくなり、病気によりせん妄も起こしやすくなっています。そんな認知症の方々が少しでも穏やかに入院生活を送ることが出来るように各職種の専門性を発揮し各部署に対してアドバイスを行っています。
チームに関わる職種は、医師、看護師、MSW(社会福祉士)、心理師、薬剤師、栄養士、リハビリスタッフです。
身体抑制について
厚生労働省が身体抑制を認める3つの要件が満たされている場合、身体抑制を行う場合があります。
・切迫性:命や身体に危険性が発生する可能性が高い
・非代替性:他に方法がない状態であること
・一時性:あくまでも一時的であること
必ずご本人、ご家族に説明を行い実施します。
認知症ケアチームでは「身体抑制最小化」に向けて多職種で協議し早期解除に向けた取り組みを行っています。

