褥瘡対策チーム
褥瘡とは
褥瘡(床ずれ)は、持続的な圧迫によって、組織の血流が減少・消退して組織が低酸素状態になり、周辺組織が壊死を起こす状態です。
寝たきりの方に生じやすいと言われていますが、骨が突出している方など、年齢に限らず状態によっては誰でも生じる可能性があります。
褥瘡対策チーム
当院では2002年から「褥瘡対策委員会」が発足し、褥瘡対策を実施しています。
褥瘡対策において、褥瘡発生の予防が非常に重要であり、委員会で構成された「褥瘡対策チーム」が中心となり取り組んでおります。
チームの構成メンバーは、形成外科医、皮膚排泄ケア認定看護師、各病棟のリンクナース、管理栄養士、薬剤師、理学療法士、事務と多職種が協働かつ連携し、専門的な知識を共有して活動しています。
また、褥瘡がある患者さんに対して、チームによる「褥瘡回診」も実施し、患者さん個々に合わせた、多職種による多方面からのアプローチを行い、褥瘡の改善・治癒に努めています。

