認知症ケアチーム
チームの概要
当院では、平成28年6月より、認知症ケアチームの活動を開始いたしました。
「認知症による行動心理症状や意思疎通の困難さがみられ、身体疾患の治療への影響が見込まれる患者さんに対し、多職種が対応することで、認知症の悪化を予防し、身体疾患の治療を円滑に受けられる」ことを目的として、認知症ケアチームは活動しています。
認知症ケアチームのメンバーは、神経内科医、認知症看護認定看護師、社会福祉士、作業療法士、薬剤師、栄養士といった複数の職種から構成され、担当医・病棟看護師と共に、認知症患者さんの入院による混乱を予防・緩和するための支援を行っております。
また、定期的に認知症ケア部会を開催し、患者さんの情報を共有、話し合いを設けています。
チームメンバー
- 長田 治 神経内科医師
- 山田 健志 精神科医師
- 茂木 えり子 認知症看護認定看護師
- 吉田 穂菜美 社会福祉士
- 山本 千夏 社会福祉士
- 佐々木 奈々絵 作業療法士
- 中島 美保 薬剤師
- 山内 亜希 栄養士
- 金子 大輔 公認心理師
- 栗原 梨恵 認知症看護認定看護師


活動内容
- (入院中の)認知症のある対象患者さんのカンファレンスの実施(週1回:木曜日)
- (入院中の)認知症のある対象患者さんのもとへチームによる病棟ラウンドの実施(週1回:木曜日)
- 認知症症状の悪化を予防し、身体疾患の治療を円滑に受け入れられるよう環境調整やコミュニケーションの方法について提案を行う
- 退院後に必要な支援について患者さん・家族を含めて検討する
- 認知症の診断や薬剤調達のアドバイスを行う
- 認知機能検査の実施・評価(MMSE・HDSRなど)を行う
当院に入院中の患者さんやご家族で、認知症ケアチームへの相談を希望される場合は、担当医や病棟看護師にご相談下さい。